コンニチハ!
よくいる会社員Yは今、思うところがあり人間としての価値を高めるべく日々を過ごしています (`^´ゝ
よくいる会社員のよくある悩みについて少しずつ解決しようと努力しているところです。
今回の悩みは「化学的なやる気・幸福感の高め方」について
日常生活でやらなければならないことがあるのに、「なんか気分が上がらない」と思ったり、「気合いで乗り切るしかないけど・・・」と根性論で奮い立たせたりという方もいらっしゃると思います。
自分の気持ちが弱いだけだとか、怠け者の自分が出てしまったと自分を責めたりする方もいらっしゃるかもしれません。
・・・が、実はそれ化学的に解決できる悩みの可能性があります。
あなたの心が弱いだけではない、ある脳内物質が生活習慣などによって必要量出ていないことが原因かもしれないのです。
それが神経伝達物質の一つである「ドーパミン」というアドレナリン・ノルアドレナリンの前駆体です。
「アドレナリンが出る!」などとたまに言う方もいらっしゃいますが、やる気が出るイメージで使いますよね。
実際にアドレナリンが生成される元となる物質なのでそういった役割もしてくれます。
さらにこのドーパミン、幸福感を感じたり、運動調整に関わったりととても素晴らしい物質なので、適正な量まで増やすにこしたことはないですよね。
本記事ではこのドーパミンについて、また、ドーパミンの増やし方についてなどご紹介していますので、是非ご覧いただきあなたの日常が意欲的で幸せになるお役にたてばと思います。
ドーパミンについて
ドーパミンとは神経伝達物質の一つです。
この神経伝達物質は、神経の端っこから放出されて、次の細胞へ作用を促進したり、抑制したりします。
人間の体は神経と次の神経や細胞との間をこの神経伝達物質によって伝言ゲームのようにつなげて作用していくのですが、人間の思考を司る大脳新皮質だけでも神経伝達物質とやりとりする場所が2兆個もあるそうです。
この伝達物質のやりとりの結果、気分がよくなったり、悪くなったりといったりという精神活動が行われているわけです。
ドーパミンの他にもセロトニンやノルアドレナリンなどがあるのですが、これらは別の機会にご紹介します。
ドーパミンを増やすことで得られるメリット
ドーパミンは、快楽・意欲・食欲・性欲・探求心・動機づけをつかさどっています。
具体的なメリットについて以下にご紹介します。
幸せな気持ちになるモチベーションが高まる
うれしい、楽しいといった喜びや幸せを感じるにはドーパミンが正常に分泌されているかが影響していると言われています。
継続して気分が良くモチベーションが保たれているときと、そうでないときでの仕事のモチベーションが大きく変わるというのは皆さんご経験のことだと思います。
楽しい気持ちは継続させることでドーパミンが出やすい状態になります。
仕事を楽しんでやるか、辛いと思いながらやるかでは継続して行うモチベーションも大きく変わるので、ドーパミンを正常に出し仕事を楽しみましょう。
ポジティブになる
最もイメージ通りの作用かと思いますがドーパミンを増やすことで、ポジティブかつ意欲的になるといわれています。
人間ポジティブな時の方が、想像力は高まるとされており、積極的にクリエイティブな活動ができるのとされています。
新しいことにチャレンジするときなどは是非ともドーパミンを高めて挑むことをおすすめします。
集中力が上がり作業効率が高まる
前頭前野という脳の箇所にドーパミンが作用すると集中力が高まります。
この状態が続くことが、フロー状態やゾーンと呼ばれる状態になると考えられています。
わかりやすい例でいうと、マンガを読んだり、ゲームをしたりしていたらいつの間にか日が暮れてたという経験ございませんか?このときドーパミンがめちゃめちゃでてるんです!!
逆になんか集中できないというときはドーパミンが足りていない可能性があることも覚えておきましょう。
学習能力・記憶力が高まる
主に記憶を司る脳は、大脳辺縁系の中でも海馬と呼ばれる領域です。
この海馬が活性化することで、ドーパミンが放出され、ドーパミンが放出されればされるほど情報は脳に記憶されます。
子供は好奇心旺盛で多くを上達し記憶します。しかし、歳を重ねるごとにドーパミンの分泌量が減っていき、使わない記憶が失われていくのと同様に、使わない機能が退化していきます。
ダイエット効果
先ほどの例でゲームに夢中になって食事するの忘れてた!!なんて経験をされる方もいると思います。
人間快感を得ているときや、精神活動が活発に働いて物事に集中しているときには空腹感を感じないとされています。
つまりドーパミンが多く分泌されれば、食欲が抑制されます。そのため、ダイエットにも非常に有効だといわれています。
ドーパミンを増やす方法
では、こんなにメリットのあるドーパミンをどのように増やしていけばよいのでしょうか。
いろいろ楽しむことを意識する
子供とは異なり、大人は「ドーパミン」が分泌されるような嬉しい、楽しいといった感情が生じることが少ないです。
なのでいろいろな経験を意図的につくって楽しみましょう!
そうした経験を多くしている人ほど新しいことを覚えることができ、前向きな行動を起こすことが出来るます。
そのため、いくつになっても新しい仕事を覚えられるし、時代の変化にも対応していきます。
そして楽しいが続けば続くほどドーパミンは出やすい状態になるので楽しみ続けることが大切です。
マリオのスター状態が続くイメージです。
トラブルがおきても逆にチャンスでは?とかこれを攻略すれば成長できるぞ!などポジティブな気持ちで取り組めばスター状態は続くので楽しむということを考えていろいろ取り組んで行きましょう。
新しいことに挑戦する
新しいことに挑戦することは脳を活性化させます。ドーパミンは新鮮な気分を感じることでも増加するとされております。
そもそもにやる気がないのに新しいことなんかできるかよと思う人もいるかもしれませんが、よくいう「まずはやってみよう」の精神がドーパミンを生成します。
やってみたらなんか楽しくなってきた、という風にドーパミンさんがフォローしてくれるので大丈夫!挑戦してみましょう!!
自分にご褒美を与える、褒められる
人間はお金や自分に対する評価など、「報酬への期待を感じて」動くとき、ドーパミンが大量に分泌されるそうです。
例えば、辛い仕事を行うにあたって、これを達成すれば欲しいものを買う!とか有給をとる!などという報酬を与えることでやる気が出てドーパミンの分泌量が増えるはずです。
食事を気をつける
ドーパミンの生成原料となるのは、タンパク質に含まれるアミノ酸の一種で、フェニルアラニンやチロシンです。
ドーパミンはタンパク質と関係しているため、タンパク質が豊富な食べ物をしっかり摂取すると、肉体的、精神的な疲れを軽減することができます。
そして最もチロシンを含む有名な食品といえば乳製品です。カゼインからチロシンが多く摂取できます。カゼインプロテインなどプロテイン製品にもありますよね。
その乳製品の中でもチーズはおすすめです。さらにフェニルアラニンについても多く含まれています。
また、ブレインフーズという脳を活性化させる食べ物があるのですが、その代表的な食べ物は大豆食品(大豆の煮豆、豆腐、納豆、枝豆、おから、きな粉など)です。大豆にも、チロシンやフェニルアラニンが多く含まれています。
つまり、乳製品や大豆製品を多く摂取することでドーパミンを増やしていけるということですね。
その他、肉や魚、卵や甘味料を含む食べ物などもフェニルアラニンが多く含まれているとされています。
ただ、注意としてカゼインは摂取しすぎると、癌であったりアレルギーの原因にもなるといわれています。なので健康リスクに十分注意して摂取してください。
また、おいしそうな食べ物を食べようとするだけでもドーパミンは出るそうです。面白いですよね。
運動をする
ランニングでも筋トレでも、サッカーや野球などのチームスポーツでもなんでもいいので運動しましょう。
運動をすることでドーパミンなどの神経伝達物質が増えます。運動は筋肉だけでなく脳まで鍛えてくれる最高のソリューションです。
運動をすると頭がすっきりしてストレスの解消になりますよね。このとき体の中ではドーパミンがたくさん出ているということなんですね。
瞑想を行う
深い瞑想を行うことでもドーパミンが増えるとされております。
研究結果も報告されており、瞑想を行っている人の脳はガンマ波が増え、ガンマ波が増えることによりドーパミンが生成されるということなのです。
瞑想についても運動同様多くのメリットがあるのでやらないともったいないですね。
まとめ
以上いかがだったでしょう。
ドーパミンが正常にでることで、幸せを感じたり、やる気が出たりします。
つまり、あなたのやる気スイッチは体の中にあります。
ONにするには運動や瞑想、食事を意識したり、新たな挑戦をしてみたりすることが必要でボーっとしてたり動き出さないとOFFの状態が続きます。
私の場合はやる気が出ないときは
■ 会社員Yのやる気を出す方法
① 筋トレしてみる(主に会社の場合は人気を避けてスクワット)
② 瞑想してみる (オフィスの外に出て他の社員に見つからないところで)
③ それでも気分が晴れない場合はとりあえずやってみる(やっていくうちに集中してドーパミンが増え嫌じゃなくなるかもしれません!)
④ それでもだめなら、ここまでやったら本読んでいいとか、お菓子食べていいとか自分にご褒美をあげるようにする!
という感じです。
是非ドーパミンをドバドバだして(出すぎると危険)意欲的な生活を送りましょう!!
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