目標を達成するためのコツ
はぁ・・・また、ダイエットに失敗してしまった。。なんかこれまでの人生で自分でやり遂げたことなんて何もない気がします・・・。ドーナツおかわり
・・・。成功している人やプロスポーツ選手などは特別な人間だと思いますか?
そりゃそうですよ!才能も身体能力もそれこそやり抜く意志力なんかも全然違うんじゃないですか。
意外と成功している方々も、生まれ持ったものだけで成功しているわけではないんですよ。ただ、やり抜くということにもコツがあります!
今回はその成功者たちのやり抜く力とそのコツについてご紹介します。
物事をやり抜くために必要なこと
大小ありますが、成功するためには何事もやり遂げることが必要不可欠です。
では、このやり遂げるために人は生まれ持った何かが必要でしょうか。
才能?
スキル?
意志力?
そう考える方もいるかと思いますが、実際に必要なことは考え方とノウハウです。
少しその目標に対してスキルがあったり、経験があったりで、人によってスタートラインは異なるかもしれません。
ですが、スキルや熟練度などは始めてから身につければ良いものです。
ゴールについても人それぞれ到達する時間は異なりますが、やり続けて成長を続ければ達成するはずです。
しかし、そのどこかで忘れたり、飽きたり、諦めたりしてしまうのはなぜでしょう。
・・・忙しいからかもしれません。
・・・自分の興味が遠のいたからかもしれません。
でもそれらを含め、
やり方・ノウハウそして”やり抜くことの価値”が理解できていなかったからというのが根本原因なのです。
でも、目標によってやり方は様々じゃないですか?スポーツと勉強じゃ全然違うじゃないですか。
そうですね。でも、目標達成に共通する根本のノウハウを知ることでそれらのやり方の幅や達成の可能性を高めることが出来ます。
今の自分を諦めている方でも、ウサギとカメのおとぎ話のように、
時間はかかってもやり抜く力を身につけることで、
今成功しているウサギをまくることができるかもしれません!!
それでは、以下にその方法についてご紹介します。
具体的な目標をたてる
まずは、目標そのものについてフォーカスしましょう。
新年の目標などであなたはどのような目標をたててきましたか?
例えば以下のような漠然とした内容をたてていませんか?
✓やせる
✓筋肉をつける
✓収入を増やす
これらの漠然とした目標があなたの目標達成経験を損なっています。
これらの漠然とした目標は本当に自分が求めているイメージが自分の中で確立できていない証拠です。
また、結果の検証を行うことが難しいので「これくらいでいいや」と中途半端なところで終えてしまったり、成功体験を得ることが出来なかったりしてしまいます。
目標は具体的かつ詳細に考えましょう。先ほどの目標で言うならば、
✓やせる ☞ 5キロやせる
✓筋肉をつける ☞ 体脂肪率3%減
✓収入を増やす ☞ 復業に着手して1円以上の収入を得る
次に、目標達成への行動計画を立てましょう。
具体的な目標を立てることができれば次は何をやるべきかというステップが見えてくると思います。
その際に、合わせてその目標達成への障害となるものはないかということも考えていきましょう。
これらを考える為にはまず、
目標達成したときのイメージを具体的に想像してみるとよいです。
成功したときの感情であったり、
周囲の様子であったり、
その先の目標なども想像してみると良いでしょう。
そうすることで、目標を達成している自分と今の自分の差(コントラスト)が明確になってきます。
その「差」の部分について、何をすべきかというところに落とし込んでいきましょう。
あわせて、何をすべきかが決まったら、そのすべきことを行っている自分についてイメージしてみましょう。
その中で、そのすべき行動に対する障害がないか想像してみましょう。
思いつく障害に対しては対策を考えておくと、挫折の芽をつぶすことができるかもしれません。
まとめ
① 目標を思いつくように書いてみる
② どうなったら達成といえるかを考える
③ ①に戻りもう一度具体的な目標に書き直す
④ 達成した自分を想像し、今の自分とのその差を考える
⑤ 差の部分をすべきことに落とし込む
⑥ ⑤で考えたすべきことを行っていくイメージをして、その障害となるものを想定する
⑦ 障害への解決策を考えておく
もう少し、詳しく目標設定について考えたい方は是非、以下の記事もご一読いただけますと幸いです。
目標達成を助けるif-thenプランニング
具体的な目標や行動計画をたてて、その通りにやっていけば目標が達成できるはず!
・・・と思いがちですが、そう上手くはいきません。
実際は、外的要因や誘惑などが世の中にはたくさんあり、これが目標達成の障壁になっています。
では、どのようにすればこの障壁に立ち向かうことができるか。
そのヒントが以下に紹介するIf-thenプランニングです。
If-thenプランニングとは、「AしたらBする」と決めておくだけのシンプルな方法です。
例を挙げると以下のような物があります。
✓朝、目覚めたら☞ストレッチをする
✓月水金には仕事終わったら☞資格の勉強をする
✓不安になったら☞マインドフルネスを15分する
事前に「AしたらBする」と決めておくことで、やろうかやるまいかなどを考えずに行う事ができます。
そのため、意志力のたぐいは一切必要がありません。そうなったらやるだけです。
とは言いつつ、筋トレや勉強などは、それをやるにも「嫌だなぁ」とネガティブな感情がわき上がるのも事実です。
ただ、人は66日続けることができれば習慣化できるといいます。
やり始めは辛いかもしれませんが、まずは2ヶ月同じルールで続けていきましょう。
また、複雑なタスクや、漠然としたタスクを嫁してしまうと続けることができなくなるので、シンプルな方法を設定しましょう。
例えば、仕事が終わったら筋トレをするという場合、そこから何の筋トレメニューを行うか考えることになると思います。
しかし、その考えている時に面倒くさくなってしまったり、効率良い方法はないかと考えて、時間がかかってしまったりしまうとif-thenプランニングの意味がありません。
なので細かくシンプルにメニューまで決めておくことをおすすめします。
仕事が終わった ☞ シットアップを30回 ☞ プッシュアップを30回
といったような感じです。
まとめ
①目標達成のためにすべきこと・障害を明確にする
②いつ、どんなときに行動に移すか、どうすれば障害に打ち勝つことができるか考える
③If-thenプランニングに落とし込む
目標までの距離を意識する
目標を明確にしてIf-thenプランニングを用いて順調に進んでいると思っていても、
軌道修正が必要であったり、今自分がどの位置にいるのかを確認する必要があります。
眼をつむって歩いてみると、自分はまっすぐに進んでいるつもりでも、右や左に曲がっていたり、こけてしまっているなんてこともあるでしょう。
目標への道も同様のことが起こり得ます。
こういったときのためにフィードバックすることが大切です。
目標までの距離を把握できていないと、今の自分とゴールとのギャップを意識することができません。
ギャップがわからないと、道なき道を歩いているようにモチベーションが下がってしまうでしょう。
なのでいったん立ち止まり、ゴールに近づいているか近づいていないかを明確にしましょう。
また、このフィードバックはここまでやってきたという過程を見るのではなく、ゴールまであとは何をすればよいのかと未来に目を向けることが大切です。
過程に目を向けると、「こんなに頑張ったんだ。もう十分じゃないか」という考えに至りやすいです。
気が緩まないようにゴールに目を向けましょう
まとめ
①フィードバックのタイミング決める
②カレンダーにフィードバックの日を入れておく
③未来に目を向けたゴールまでの距離を考える
現実的な楽観主義で
目標に取り組むにあたって、目標は達成できる!と考えることはとても良いことです。
ただ、単純に頑張っていればいずれは達成できるなど簡単に考えてはなりません。
目標は成功を信じ、”努力することで”達成できると考えましょう。
引き寄せの法則について聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
この引き寄せの法則はポジティブなものにフォーカスし、自分自身もそれを信じれば、おのずとポジティブな出来事が引き寄せられてくる、といったものです。
しかしこれだけでは不十分です。
実際に信じるだけで達成できたことがありますか?
信じて達成した経験がある方も、それに向けて頑張った結果得られたものだと思います。
目標が大きければ大きいほど達成するのは大変です!
「達成するのは困難な道のりだけど、自分は努力して達成して見せる!」
となりたい自分をなめてかからず、非現実的な楽観主義に陥らないように意識しましょう。
マインドセットをしなやかにする
あなたが考える目標は、自分の今の能力で達成できるものですか?
小さな目標の場合は、今の能力で達成できるかもしれませんが、
大きな目標に挑戦するときは、今の自分にはできないことに挑戦するという場面も多いと思います。
そういった場合に、今の自分じゃ無理だよ・・・と諦めるのではなく、今はできないけど、頑張ってできるようになると信じること、成長を意識することが大切です。
これこそが本当のチャレンジだと私は思います。
これにはマインドセットを”しなやかにする”ことが大切になります。
マインドセットとは心のあり方のことを言います。自分の性格だと思っているものの多くはこのマインドセットだったりします。
このマインドセットは硬直マインドセットとしなやかなマインドセットに分かれます。
硬直マインドセットとは、人間の能力には限界があり、それ以上伸びないと考えるマインドセット、
しなやかなマインドセットとは、人間の能力は無限でいかようにも成長できるというマインドセットのことです。
しなやかなマインドセットをお持ちの方は成長への意識が強くなります。
成長し続ける人が、何かを成し得るということは容易に想像がつくと思います。
このしなやかなマインドセットが身につけば世の中が才能と呼ぶものよりも価値があると思います。
以前マインドセットについて紹介したことがあるので、詳しくは以下の記事を是非ご一読いただきマインドセットをしなやかにしていきましょう。
意志力を鍛える
目標に向かって、進んでいるとどこかで必ず困難にぶちあたります。
意志力にはあまり頼りたくないですが、困難に立ち向かうにはどうしても必要になってきます。
そしてこの意志力は筋肉のように鍛えられることがわかっています。
トレーニングの方法としてはやったことのないことや、気の進まないことに自らの意思で挑戦してみることです。
◆トレーニング例
✓ 甘いものを我慢する
✓ 禁煙・禁酒する
✓ バンジージャンプに挑戦する
✓ 知らない人に急に話しかけてみる
✓ プレゼンの場に立ってみる
何でもよいです。せっかくなら取り組む価値があると思うこと、成長できそうなことに挑戦してみましょう。
ポイントは誘惑に打ち勝つ経験をすることです。
なかなか誘惑に勝てない、意志力が続かないという人は、
意志力の強い人になりきることで立ち向かえるようになるようです。
簡単な方法を見つける
障害へはまっすぐ立ち向かうべきだと考える方もいるかもしれません。
ただ、努力を辛いものと考える人が大半だと思います。
これは義務教育でテストの点が悪いと周りの人から評価されたり、宿題や課題を押し付けられてきた、やらされ教育が原因だと私は考えています。
ただ、大人になって思うことは、もっと工夫して楽な方法や自分が興味ある方法で行えばよかったなということです。
実際、目的が達成できるのであればわざわざ高い山を登る必要はないです。
先ほど紹介した意志力についても、浪費する必要はなく、必要なときのために鍛えておけばよいのです。
勝ち易きに勝つという感じです。
なので、できるだけ簡単だったり楽しめる方法を考えてみましょう。
障害についても考えたと思いますが、なるべく障害に出会わない方法を考えたりすることも一つです。
やめるべきことをやるべきことに置き換える
大きな障壁の一つとして自分の中の悪癖というものが存在します。
やめたい、直したい悪癖がある場合は、対策に打って出ましょう。
対策としては、
「〇〇しないぞ!」と考えるのではなく
「〇〇しないために、△△しよう」という対策にすることです。
人は何かをしないようにしようとすると、逆に頭からそれが離れなくなってしまいます。
そこで「〇〇しないために、△△しよう」です。
具体的な対策としては、上記にご紹介したIf-thenプランニングを用いて「〇〇したくなったら、△△しよう」と対策を考えておくことです。
その悪癖を良いことにすり替えていきましょう。
また、やめたいことは一度にすっぱりとやめるほうが良いです。
やめることができるか否かは、頭でそのことについていかに考える時間がいかに減るかという点が重要になってきます。
少しずつ量を減らしていくようなイメージだと頭の中で考える時間や回数はもとと大差ないはずですので注意しましょう。
<本記事の出典>
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