責任との向き合い方ーちょうどよい責任のバランスと当事者意識ー

社会人の基礎力ハック

コンニチハ!

よくいる会社員Yは今、思うところがあり人間としての価値を高めるべく日々を過ごしています (`^´ゝ

よくいる会社員のよくある悩みについて少しずつ解決しようと努力しているところです。

今回の悩みは「責任との向き合い方」について

会社生活で役職が上がったり、プロジェクトのリーダーになったりと自分の責任が重くなってきますよね。

そうじゃなくても、自分の得意先や営業エリアがある方にとってはそれが自分の責任になってきます。

ただ、責任といわれると背負うもの取らされるものというイメージがあり、なるべくなら避けて通りたいと思うのが本音のところ。

しかし、上記のように役職が上がったり、自分の達成したいことをするにあたっては避けられないのが事実。

では、この責任とどう向き合うかということについて行きついた考えをご紹介していきます。

本記事を読むことで少しでも責任について悩むあなたの気持ちを腹落ちさせることができますと幸いです。

責任とは

まずは責任という言葉の意味について調べてみました。

責任(responsibility/liability)とは、元々は何かに対して応答すること、応答する状態を意味する。

ある人の行為が本人が自由に選べる状態であり、これから起きるであろうことあるいはすでに起きたことの原因が行為者にあると考えられる場合に、そのある人は、その行為自体や行為の結果に関して、法的な責任がある、または道徳的な責任がある、とされる。

何かが起きた時、それに対して応答、対処する義務の事。

要は、ある人(Aさん)が自由に選択した行為については、その人本人に責任がありますよということです。

その責任が行動によっては法的な責任が発生し、そうでなくても道徳的に責任が発生するということです。

聞けば聞くほど重たいですね。

でも、この責任。

負いすぎるのも問題ですが、逃れすぎるのも問題で、適度な責任感というのがとても大切になります。

責任を負いすぎると

責任を意識すぎると、人は何でも自分のせいだと思いがちになり、周りが見えなくなります。

責任感が強すぎる人は自分であれもこれもやってしまおうとしてしまうものです。

また、それに伴い周りの人に頼れなくなってしまいます。

自分に主導権がある分、まずは自分でやらなければと考えてしまい、にっちもさっちもいかないときには相談するタイミングを逃してしまう。

ミスに気付いた時には、

いまさら聞けない

なんてことも思うようになります。

これらが相まって重いプレッシャーを感じさせて、ネガティブな感情を増大させてしまいます。

これがさらにサイクルとなってどんどん自分を責めるようになっていく負のスパイラルに陥ると人は逃げ出したり、心を病んだりしてしまうようです。

こんな時は人に頼りましょう。責任を分散するのです!!

あなたがしているタスクがあなた以外の他の人にも影響する場合は、その人たちにアドバイスをもらいましょう。

あなたが失敗したらどうしようと考えるのは他の人にどう思われるか、迷惑がかかるのではということを考えているというのも一つの要因だと思います。

なので巻き込んでしまい経過を共有することで、よくないと考える点はその人たちから修正してくれるでしょうし、仮に良い結果が得られなかったにしてもその人たちもかかわったのだから文句も言えないはず!!

責任が重すぎるときは、上記のように分散していくのが一番です。

責任逃れしていると

逆に、責任をとるのが嫌だからこの仕事はしたくない、マネージャーにはなりたくないという方もプレッシャーからは逃れられているかもしれませんがネガティブな側面があります。

他の誰かが結局は責任を負う

社会生活では助け合いが必要です。

タスクごとにその采配権は少なくともいくつかはあなたに配分されているはずです。

例えば新商品の企画であったり、営業エリアであったり、忘年会の幹事であったり。

ただ、これらを断り続けては仕事になりませんし、周りの人達にその責任は流れていってしまいます。

あなたが断った先に他の誰かがその責任を負っているのだということを知りましょう。

自分が断ったら誰にその仕事が行くのか、自分より弱い立場の人や追い込まれている人に流れそうならそれは助けてあげてほしい!!

それができないと人は信用を無くしてしまい、そのことで何か陰口を叩かれたり、必要ないと思われています。

そんな環境にいるとプレッシャーとは別の精神衛生上よくない環境を生み出してしまうので適度に引き受けるように覚悟しておきましょう。

成長の機会を失う

ここで一つ質問です。

あなたが今行っているタスクにトラブルがあったとして、それは何%自分の責任だと思いますか?


自分は30%で、上司の指示がなかったから上司の責任が40%?助けてくれない先輩の責任が20%で会社の規模が小さいから10%は会社ブランドの責任?


このような考えの方は全体の30%の当事者意識でそのタスクを行っているということです。

少し心理テストのような感じでしたね。

会議でも、自分はやっていないのに「もっとこうした方がよかったのでは?」などと評論家のようなことを発現する人が周りにいませんか?

今、正に自分がそういう人になっているかもしれないということです。

つまり責任=当事者意識と置き換えて考えてみましょう。

自分のことじゃないのになんでこんなにしてくれるんだろう」という先輩や上司に出会っている方はラッキーです。

そういう人たちはあなたの教育に対して高い当事者意識をもってやってくれているということです。

感謝しましょう。

また、当事者意識が低いとそのタスクについてのアンテナが低く考える時間も短くなりモチベーションも上がりません

例えば、今「ブログを書く」という作業の当事者意識100%ですが(個人でやっているんだしそりゃそう)、そうなると日常でネタになるものはないかなと考える時間は多くなります。

また、アンテナも高くなっているので何かヒントになるものを見つけやすくもなります。

さらに、真剣に考えてなくても、ふと何かのヒントが結びついて思いついたりもします。

なぜそうなるのかというと、脳には自分にとって重要なものは通し、そうでないものは遮断するフィルターの役割を持つRASという機能が備わっていて、当事者意識を高めることでフィルターの感度を上げることができるということです。

RASの感度が上がると、そのタスクについて考えることや積極的に行動することが増えるでしょう。

思いがけず素晴らしいアイデアに出会うことも。

つまり、当事者意識を高く持つことが成長につながっていくということです。

まとめ

いかがだったでしょう。

責任は重すぎてもプレッシャーになりネガティブな側面がある一方で、逃げるとそれはそれで自己成長の機会損失につながったりという塩梅の難しいものです。

私のマインドセットとしては100%当事者意識をもち、自分のスキル以上のものはチームに相談するという意識で行います。

自分よりも上の立場の役職の人がいる場合はその人に進捗についてはメールで報告はしておきましょう。

進捗を報告することで、自分では気付かないミスなどの軌道修正をしてくれたりしてくれるのもそうですが、悪い上司の場合トカゲのしっぽ切りのように責任はすべてお前にある!!みたいなことを言われたとき対策としても使えます。

ずっと進捗報告してたのにあなたも気付かなかったですよね?と。

まあそんなこという上司はよっぽど当事者意識がないんだろう。成長しないなと見切りをつけちゃいましょう。

報告は懐刀的な保険の意味でも行っておくことをお勧めします。

押しつぶされない程度の当事者意識とチームワークを意識していろいろなことに取り組んでいただけると幸いです。

一緒に成長しましょう!!

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