コンニチハ!
今回は、私の好きな飲みもの”コーヒー”についてご紹介します。
先にいっておきますが、私はグルメではありません。
なので、これがブルーマウンテンか!とかこれがコナコーヒーか!とか・・・まったくわかりません。
唯一、エチオピア産のアラビカ種のコーヒーがおいしいなあと思い、ご褒美に買うような感じですが、基本はいかに安いかで決めています。
ただ、こだわりとしては豆を買って自分でひいて淹れるようにはしていまして、これが本当にお勧めです。
今回はコーヒーをあまり好きじゃなくても飲むことでメリットがありますよ!ということと、飲むなら挽いて飲むことのメリットについてご紹介させていただきます。
コーヒーを飲むと目が覚めるのはもちろんのこと、アンチエイジングや筋トレのブースト効果、病気の予防やリラックス効果、脳の活性化などなど様々な効果が報告されています。
メリットが多すぎることは正直やらないともったいないですし、食べ物や飲み物についても食べたり飲んだりしないともったいないことはすべきだというマインドを持つべきだと思っています。
以前にご紹介した筋トレもそうですが、今回のコーヒーは飲むだけで上記のようなメリットをもたらしてくれるというお手頃なものなので取り組まないともったいないです。
この記事を読んでコーヒーを試してみようと思う人が増えればうれしいと思います。
それでは詳細についてご紹介していきます。
コーヒーのメリット
コーヒーには様々な効果が報告されています。
以下にコーヒーのメリットについてまとめてみました。
抗酸化作用
人間は代謝により、活性酵素という産業廃棄物のようなものを生成しています。この活性酵素というやつが老化や病気を引き起こす根源とされています。
この活性酵素を打ち消す働きをするのが抗酸化酵素と呼ばれるもので有名なものでポリフェノールなどがあります。
コーヒーにはクロロゲン酸という成分が含まれており、このクロロゲン酸にはポリフェノールが含まれています。
この抗酸化酵素により、血管の老化を予防し、健全な血流を促したり、肌のたるみをおさえたり、肌の紫外線からできるシミ予防をおこなったりと体の中も、外も若々しく保ってくれるという素晴らしい効果が数多く報告されています。
ダイエット効果
コーヒーに含まれている代表的なものといえばカフェインですが、このカフェインは脂肪の分解を促進する酵素であるリパーゼを活性化する作用があります。
脂肪分解酵素を活性化することでダイエットにメリットがあるという機序ですね。
また、カフェインは自律神経に働きかけて、エネルギー消費を高めてくれます。具体的には体内の新陳代謝を3〜10%促進させる働きがあり、運動する20分~30分前にコーヒーを飲むことで、血中の脂肪酸濃度が上昇し、脂肪を燃焼しやすくなります。
消化促進効果
上記で消化した成分であるカフェインや、クロロゲン酸というポリフェノールには、胃の粘膜を刺激して、胃液の分泌を促進させ、消化を助けるといわれています。
食後にコーヒーを飲むことで消化器への負担を軽減してくれ、午後の食べ過ぎなどのエネルギー消費を軽減してくれます。
筋トレブースト効果
またまた登場のカフェインですが、最大筋力を高めるという報告があります。
これは筋収縮のパターンによる最大筋量を見た研究のようなのですが、コーヒーを飲んだ人と飲んでない人では優位にコーヒーを飲んだ人の方がすべての筋収縮パターンにおいて最大筋量を高めたという結果が報告されています。
間接的な効果ですが筋トレの効果をアップさせる!という報告もあるようです。
スポーツなどをすると痛みや疲労などの信号を受け取るアデノシン受容体が脳の神経細胞に働きかけ、細胞の活動を抑制してくるのですが、カフェインがこのアデノシン受容体に作用することで、その感受性を低下させるという報告があります。
そのぶん通常よりも追い込んだ筋トレができるということですね。
実際のトレーニングとしてはスクワットやベンチプレスなどの効果が検証されているのでこれらの筋トレをする場合は筋トレ前にコーヒーを飲むことをお勧めします。
最近では合法のドーピングとまでいわれているようでスポーツマンはカフェインのサプリを飲んでたりするくらいです。
脳の活性化
コーヒーのカフェインには覚醒作用があり、交感神経を刺激して眠気が覚めるだけでなく、集中力も高めてくれます。
ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸類には、認知機能を向上させて注意力の低下を防ぐ効果があるため、脳が活性化するわけです。
実際にコーヒーを摂取しなくても、においだけでテストの成績をあげたという報告まであるくらいです。
ただ、逆にコーヒーが完全に抜け切るのに8時間程度かかるらしいので就寝からさかのぼって8時間前にはコーヒーを飲み終えるようにしておきましょう。
リラックス効果
脳の活性化にも作用していましたが、においにはリラクゼーション効果もあるようです。
グアテマラとブルーマウンテンという豆の種類ではα波が多く出るという報告があります。豆の種類で香りも異なるコーヒーなのでその種類によって効果も異なるというわけです。
面白いのがこの研究で使われた豆は上記二つの他にブラジルサントス、マンデリン、ハワイコナとあったのですが、これらには集中力に影響するP300という脳波の高まりを示したのです。
なので、リラックスしたいときはグアテマラとブルーマウンテン、集中したいときはブラジルサントス、マンデリン、ハワイコナの香りがいいということですね。
二日酔い回復効果
お酒の飲みすぎなどで健康診断の際に肝機能の値が気になる人も少なくないはず。
そんなあなたに朗報です。コーヒーは肝機能を改善する効果が報告されています。
毎日4杯以上コーヒーを飲む人は、全く飲まない人に対して、アルコール性肝硬変の発症率が5分の1になるという報告がされています。
さらに、ビール2本分程度のアルコールを摂取した人のγ‒GTPの値は、コーヒーをほとんど飲まない人よりも毎日飲む人のほうが、平均で10単位以上低いことがわかりました。
飲酒する人はコーヒーを飲むことで肝機能を良好に維持してくれるなら嫌いでなければ飲んどいたほうがいいですよね。
病気の予防効果
2015年5月に、国立がん研究センター予防研究グループは習慣的にコーヒーを飲む人は、心臓病、脳卒中、呼吸器疾患による死亡リスクが低下するという、コホート研究の結果を報告しています。
大腸がんや肝がんの予防、2型糖尿病の血糖値の改善、脂肪燃焼促進による肥満防止など様々な効果が報告されています。
コーヒーを挽くメリット
私はコーヒーを挽いて飲むようにしているのですが、挽くことで多くのメリットを実感しています。
以下に挽いて飲むことのメリットについてご紹介します。
味の調整
本当にこれは人それぞれだと思うのですがスタバやタリーズのコーヒーが私は少し濃いと感じてしまいます。
ただ、薄すぎてもダメでクラフトボスなどもあまり得意ではありません。
そこで自分で挽いて淹れることで味の調整をすればよいのではと思いました。
実際に豆の量に合わせたお湯の量を調整して淹れるだけで自分好みの味に仕上げることができます。
味を定量化させるコツとしては、お湯の量・温度・蒸す時間は決めておいて、あとは豆の種類によって挽き方と豆の量を決めておくということくらいでしょうか。
豆はいろいろなものを試してみるのもよいですが、好きだと思った豆に決めたら、それと決めて買った方が味の定量化をするにはよいです。
もちろんもっと美味しく淹れたい人はさらにいろいろ試してみることをお勧めします。
私の場合はだいたいこれで味は一定になったかなと思います。あくまで最低限守るべきことをご紹介させていただきました。
安い
豆で買うと安いですし、好きな時に飲むことができます。
スタバですと1杯shortサイズ240mlで290円です。
毎日2杯飲むと2杯目はワンモアで150円なので440円ですよね。
私は普段、コスパを考えカルディでマイルドカルディという豆を購入します。これは豆200gで500円くらいです。
私の場合1杯(160ml)の場合8gで飲むので200/8=25杯を500円で飲むことができます。
スタバの2杯分の480mlを毎日飲む場合でも豆24g使用すると計算すると200/24=約8日分を500円で楽しめるのでかなりコスパはよいと思います。
1カ月毎日飲んでも2000円くらいなので奥さんにおねだりもしやすいはず!!
私は毎日飲むし、仕事の効率も上がるからと奥様にお願いしたところ家計から出していただくことをご許可をいただいております。
保存により長持ちする(酸化を防ぐ)
豆じゃなくても挽いてあるやつ買えばよいのではと思う方も多いでしょうし、挽くのが面倒だったり、時間がない人はそれでもいいとおもうのですが、私は挽くことをお勧めしている理由に長持ちするというメリットがあります。
挽いてしまうと酸素との暴露量(酸素と触れる面積)が増えることで酸化しやすくなるおそれがあります。
酸化すると味や風味が落ち、成分も変化するので上記のようなメリットが十分に得られなくなる可能性があります。酸化した分胃への影響などもあるので注意が必要です。
コーヒーは鮮度が命!!です!!!
コーヒーを淹れるときの酸化してたり古くなっている指標は豆にお湯を入れたときに膨らむかどうかで判断できると思うので、ぜひ試してみましょう。
豆で挽いて飲んでいる方でも2週間以内に飲むのがおすすめです。2週間以上かかる分は冷凍保存なども可能なので試してみることをお勧めします。それでも1カ月以内には飲み切ってくださいね。
挽き方・淹れ方
ここでは私がいつもしているペーパードリップでの挽き方・淹れ方についてご紹介します。
先にお伝えしておきますがそんなにこだわりがあるわけではないですが、個人的にはおいしく淹れれていると思っています。
もっと美味しい淹れ方やご自身にあう方法もあると思うので興味のある方は調べてみるのもよいと思いますよ。
挽き方
今からコーヒーを挽く人はミルを準備する必要があります。私は手動のコーヒーミルを使用していますが電動のミルとどちらがいいかと悩まれる方も少なくないと思います。
私が手動で購入した理由としては当時調べた記憶だと、プロは手動をつかう!とか細かい調整や香りが違う!とかそんなのをみて挽く自分かっこいいのではと憧れて購入したふしがあります(笑)
ただ、実家に帰った際に古い電動コーヒーミルがあったのでもってきてたいつもの豆を挽いてみたのですが正直私がわかるほどの大きな差はなさそうです。
電動コーヒーミルは製品にもよるかもしれませんが掃除が大変そうかなという印象はあります。
まあ、要はどちらでもわたしのような素人に差はわからないのでそんなに悩まなくてもよいのでとりあえず買ってみましょうというところです。
そして、基本的にドリップコーヒーについては、普通挽きでよいです。
お持ちのコーヒーミルの説明書をご確認いただければよいのですが、数値で調整するやつはだいたい真ん中くらい選んどけば間違いないです。
淹れ方
ペーパードリップのドリッパーには大きく分けて円すい式と台形式の2種類があります。
私は引き出物でもらったものと自分で購入したものの2種類持っていて、それぞれで淹れ方を試してみたのですが味は若干変わりますが大きな変化はないです。
メリタ式・カリタ式・ハリオ式という種類もあるのですが、私はそこまで詳しくないのでご興味のある方は調べてみてください。
まあ私の言いたいことはとりあえず買って淹れてみましょうということです!
一つだけ注意といえば円すいのものと台形型のものがあるのでそのドリッパーに合わせたペーパーを間違えないように購入しましょう。
それでは淹れ方の手順についてご紹介します。
■ コーヒーの淹れ方
① でき上がり量よりもかなり多めに(2倍くらい)の熱湯をケトルに準備しましょう
② 熱湯ができる間にコーヒー豆を必要量挽きます(1杯7g~12g;豆やお好みで調整ください)。
③ ペーパーフィルターを折り、ドリッパーに設置します。そこに挽いたコーヒー豆を入れておきます。ドリッパーを持ち上げ左右に揺らして、粉の表面を平らにします。
④ 熱湯ができたらドリッパーとサーバーにお湯を通して温めます。そのお湯をコーヒーカップにも注ぎ、カップを温めておきましょう
⑤ 熱湯の入ったケトルを用いて、豆全体にお湯が浸み込む程度に中央から外側に向かって渦を描く要領でていねいに注ぎ、20~30秒ほど待ちます。
⑥ その後、中央に小さな円(1~2杯の場合は10円玉位、3~4杯の場合は500円玉位)を描くように繰り返し注ぎ、ドリッパー内の湯量が上がって表面が平らになったら注ぐのを止めます。
⑦ 中央がくぼみ、表面の泡の層が崩れないうちに2回目と同様に注ぎます。3回目、4回目と湯量を減らして淹れていきます
⑧ お湯がすべて落ちる前にドリッパーを外します。
だいたい杯数にかかわらず④から2分~3分くらいで淹れ終わればよいと思います。
まとめ
● コーヒーにはアンチエイジング・ダイエット効果・筋トレブースト効果・脳の活性化・病気の予防など様々なメリット
● コーヒーを飲むなら挽くことで味の調整やコスト面、長持ちするなどのメリットがあるので挽いてみましょう!
以上、いかがだったでしょうか。
コーヒーを挽くことはご紹介した通り様々なメリットがあり、飲まないと損な飲みものだと思います。
飲むだけで若返ったり、筋トレの効果が上がったり、生産性が向上したりするので高級なサプリより下手したら効能は多いです
嫌いな人はしょうがないですがそうでない人は飲んでみたほうがよいです。
水出しコーヒーであればお茶のように前日からつけておくだけでできたりするので、時間がない人はお勧めですし、淹れることを推奨していますが、時間がない人はソリュブルコーヒーなどでも効能は見込めるのでまずは慣れるところからはじめてみてください。
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